本校のクラブ活動(体育・文化)はスキルの向上、各競技大会・コンクールで素晴らしい成績を収めるこばかりではなく、生徒一人一人が一つの目標実現の為に切磋琢磨し、その過程で「人を思う心」「人の為に行動できる心」、「人と共に力を合わせる心」を培っていく教育の重要なアプローチの場として捉えております。また、多くの同胞の方たちには勇気と感動を、日本の方々には民族教育の素晴らしさを享受していただけるようなクラブ活動を目標にしております。クラブ活動を通して得た経験と育まれた心は、本校の教育理念に沿った人材の育成に大きく寄与することと確信しております。

サッカー部

心身ともに成長する

1960年に創部された伝統あるサッカー部は技術、戦術ばかりでなく、サッカーを通して人間性を育む指導もともに行います。

常にチームや同胞への感謝の気持ちを忘れず、情熱をもって日々の練習に励みます。

中級部:2012年度京都FAユース(U-13)

    リーグ2012(京都府代表決定戦)優勝 

    2014年度京都府中体連秋季大会 優勝 

    2017年度京都府中体連春季大会 優勝  

高級部:2003年度 全国高校サッカー選手権大会 

          京都府代表

吹奏楽部

ウリの存在を「音」で伝える

1956年創部、64年の歴史を誇る吹奏楽部は、「吹奏楽コンクール」では2度の関西大会出場、「第47回関西アンサンブルコンテスト」においては「金賞」を受賞しました。

「在日朝鮮学生中央芸術競演大会」では優秀作品賞を受賞するなど、毎年好成績を収めています。

吹奏楽活動を通して、朝鮮学校に通う生徒たちの姿を日本社会に広くアピールしようと、練習に励みます。

中級部:全国アンサンブルコンテスト 

       中学の部 金賞     

高級部:2022年度 関西吹奏楽コンクール 

     高校の部 小編成 金賞、京都府代表

在日朝鮮学生芸術競演大会 合奏にて金賞8回 

バスケットボール部

いつでも全力を尽くす

女子バスケットボール部は人数こそ少ないですが、それを補って余りある明るさと団結力で日々の練習に励んでいます。

定期的に中高合同練習を行い、中学生は高校生の姿から学び、高校生は中学生を指導する責務を務めることで、お互いのレベルアップを図っています。

コートの中でもコートの外でも、全力を尽くすチームを目指して頑張ります。

中級部:2017年京都私学総合体育大会

    バスケットボールの部 3位

中級部:在日本朝鮮学生中央体育大会

    ベスト4以上 2回          

高級部:在日本朝鮮学生中央体育大会

    ベスト4以上 1回

声楽部

人の心に響く歌をうたう

声楽部は、歌を心から楽しむ生徒たちが集まったクラブです。

コンクールや競演大会で発表する作品に自分たちの心を乗せて歌い上げることを何よりも大切にしています。

歌を聞いてくれる人々の心に想いを伝えることを目標に日々の練習に励んでいます。

2017年京都府合唱コンクールコンテスト

    高等学校部門Aグループ 金賞

在日朝鮮学生芸術競演大会 

     合唱部門 金賞 5回

民族器楽部

伝統を重んじ、新たな音楽を奏でる

現代的に改良を加えた民族楽器を奏でるクラブ、民族情緒あふれた伝統音楽や、いまの時代にあった現代曲,また西洋楽器を交えた編成での演奏を行っています。

2007年の創部以来、「在日本朝鮮学生中央芸術大会」での連続金賞受賞をはじめ、優秀作品発表会にも7度出演する成績を収めました。

在日同胞社会が誇る金剛山歌劇団で活躍する卒業生も輩出しました。

在日朝鮮学生芸術競演大会 

     中高重奏部門 金賞 15回

舞踊部

祖国への思い、民族を愛する心を育む

様々な作品と出会う中で在日朝鮮人としてのアイデンティティを考え、祖国への思い、そして民族心を育んでいます。

2015年度「在日本朝鮮学生中央芸術大会」では、中級部舞踊が優秀作品に選出されました。

また、対外的な舞台にも出演しウリハッキョの存在をアピールしています。

人々へ感動と勇気を与えられるよう、感謝の気持ちと朝鮮舞踊を愛する心を育みます。

中級部:在日朝鮮学生芸術競演大会 

       群舞部門 金賞1回          

高級部:在日朝鮮学生芸術競演大会 

       群舞部門 金賞1回 

美術部

創造性豊かに

「在日朝鮮学生美術展」において、多くの金賞や特別金賞の受賞をはじめ、クラブでの受賞となる優秀クラブ賞にも選出される等、多彩な成績を収めています。

普段から様々な画材を用いた制作活動を行い、学年度末に学外での部展を催しています。

全国の朝鮮学校美術部との夏期合宿や、展示会での交流活動に取り組み、技術、創造性、発信力を培うことを心がけています。

在日朝鮮学生美術展覧会にて金賞多数

柔道部

心技体を鍛錬し、自分に厳しく他人にやさしく

十数年ぶりに部が復活し、少数ながら練習を頑張って行っています。部のOB達が休日練習に参加したり、用具をそろえたり、積極的な支援をいただいています。まだ対外試合での成果は多くありませんが、中体連夏季大会、府大会での個人戦ベスト8を目指して日々汗を流しています。